ポスティングは広告宣伝・情報伝達
ポスティングは、企業店舗の広告宣伝や地方自治体のお知らせを周知する方法の
一つとして、住居や事業所の郵便受けにチラシ(びら)を投函することです。
例えば、“焼肉チェーン店キャンペーンのチラシ”
「ピザ屋さんのメニュー」「不用品回収のチラシ」
「店舗オープンチラシ」「広報誌」「道路工事の案内」
「選挙のチラシ」「通信回線のチラシ」「不動産のチラシ」など
多岐に渡ります、きっと皆さんのご自宅ポストでも見かけたことがありますよね!
本サイト「街活」アルバイト求人でもスタッフ募集を行っていますが、
これらほとんどは当社のような専門会社がポスティングサービス(広告配布事業)として
専属の配布スタッフが1軒1軒歩いてチラシの投函を行っているのです。
では、何故これだけITが普及した現在もわざわざチラシをポスティングするのか?
その理由とポスティング効果について説明します!
ポスティングは「食べたい!」を生み出す効果
これだけスマートフォンやインターネットの需要が普及した現在も、わざわざチラシを配るのか?
それはスマホで情報を得る機会が増えるほど、利用者は得る情報を自分で選べるようになります。
そうなるとスマホやWEBから注文する利用者の場合、
「ピザ屋さんで例えると」
①利用者さんが食べたい気分になるまで待つ
②注文する為ネットで検索
③検索結果のなかから良さそうなお店をえらぶ
④「注文する」
という流れになると思います。
しかし、ポスティングの場合、チラシをポストへ投函することで、
潜在顧客「もともと考えていなかった・ニーズではなかった・サービスを知らなかった方」に
チラシを見てもらい利用を促し、きっかけを作ることが可能なので
「食べたい!」ピザでも注文しようか♪を生み出す効果
これが今も広告宣伝方法として、
チラシがポスティングされる理由、そしてポスティング効果なのです!
ポスティングのメリットとは
さて、前述ではポスティングの効果を説明しましたが、
その他ポスティングを導入するメリットってなんでしょう!?
近年暮らしの中の情報源は、スマホやネットは欠かせないものとなり、
テレビの視聴率や新聞の購読率は減少傾向であると言われています。
<東京都における新聞到達率参考データ>
※2020年10月/新聞協会経営業務部調べ
総世帯数 |
6,955,910 |
新聞購読世帯数 |
3,503,783 |
新聞購読世帯比率 |
50% |
上記のように紙媒体として主流だった新聞の折込チラシは
購読者の減少によって情報が「リーチできない」「届かない」という事も
耳にするようになり、よりポスティングの必要性があがったように思います。
また「ポスティングと新聞折込の特徴」は下記のようなことも挙げられます、
項目 |
ポスティング |
新聞折込み |
配布エリア |
町丁別や任意のエリア |
新聞販売店担当の広域エリア |
|
物件指定(選別配布可能) |
町丁単位の対応が通常不可 |
ターゲット |
各世代、男女 |
主婦層、ご年配 |
|
全戸(家庭、店、事業所) |
新聞の契約者に限られる |
選別配布 |
選別配布できる |
選別配布できない |
|
(戸建物件、集合物件等) |
|
配布枚数 |
指定エリアのポスト数 |
新聞販売店の公称部数 |
|
多量の場合、数日以上かかる |
一度に広域多量配布できる |
配布媒体 |
厚さある小冊子やポスターも可能 |
一般的な厚さのチラシ類 |
|
チラシ、メニュー、試供品 |
チラシやメニュー |
|
広報、情報誌 |
|
効果・反響 |
ほぼ100%手に取る(高視認率) |
他チラシに紛れやすい(低視認率) |
|
エリアをセグメントできる |
反響率高いとは言えず効果集中的 |
|
反響率高く、効果を分散できる |
スーパー、量販店に比較的高い効果 |
|
宅配,不動産他多種に効果⇒向く業種 |
新聞未購読者に伝わらない |
☞ポスティングを導入する3つのメリット
Ⅰ. 幅広い年代へ広く告知できる
Ⅱ. 建物やエリア指定のセグメントができる
Ⅲ. コストパフォーマンスが高い
「どの地域に・いつ・どの建物に」告知するのか、ポスティングならではエリアマーケティングとして
効果が得られやすい媒体です!ポスティング含めて広告媒体には各々の特徴があります、
サービス・告知内容に応じて試してみることをおススメします。
ポスティングのコツと効果測定
紙媒体の中でもポスティングは柔軟にターゲット(チラシを見てもらいたい方)を絞ることができます。
チラシの作成が済めば容易に始められる宣伝方法ですが、ターゲットや配達先が曖昧だと
ポスティングによる効果は得られず、時間とコストが掛かるだけのものになってしまいます。
より反響効果を出すためには先ず「どの地域に・いつ・どの建物に」配るのか?を
事前に調査(マーケティング)して、明確にすることが大切なポイントです。
では、「ポスティングの効果を最大化するために」
どうすれば良いでしょう?
まず必ずやって頂きたいことは「効果測定」です!
ちなみに反響率の算出方法は、
「反響率%=問合せ数÷配布数×100」となります。
※仮にチラシを5000枚配って、4件反応を得た場合の反響率は0.08%
チラシ作ってポスティングを終えることがゴールではないと思います、
「どのチラシを、どの地域に、何枚配布して、どれだけ反応があったか」
その反応を記録し効果の高かったパターンを突き詰め
ポスティングを地道に続けていくことをお勧めします。
<主なポスティング配布先分類>
軒並み(選別無)/戸建て/集合住宅/事業所
※特徴についてはコチラも是非参考ください。
ポスティングとは ~まとめ~
ポスティングチラシによる平均反響率は、
“約0.05%~0.3%”
チラシの内容や業種、タイミングやエリアによって異なってきますが
ポスティングは活用方法によって非常に費用対効果の高い広告媒体です!
お店や企業がチラシを作成し自社で実施することも可能です。
反面、時間と労力は掛かる作業ですし、投函における違法性や規律を遵守しないと住居の方からクレームとなり逆効果となるケースもあります。
本サイト「街活」“ポスティングのお仕事│ポスティングとは”のページでは、
効率的なポスティングの方法やコツ、注意点を記事にしていますので是非参考にしてください。
また、昨今は全国にポスティング業者のインフラが確立されてきています、専門会社へ依頼する場合、
ほとんどの企業で1部あたりの単価請求となり1枚あたり平均「4~5円」程度と比較的安価で依頼もできるので、ノウハウを持つ業者へ依頼を検討することも良いでしょう。
次の記事:ポスティング業者は何を基準に選べばよい?